
日本衛材株式会社の社章。

昭和30年5月21日、「日本衛材」から「エーザイ」へ社名変更し、社章も新しくなった。

現在のエーザイの社章。 |
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昭和16年(1941)、現在のエーザイの前身である日本衛材株式会社が設立されました。
当時の日本衛材株式会社の事業目的として、「衛生材料、医療補助品に関する製造ならびに販売、および右に附帯する一切の業務」と定められており、社名も、それを採用したものです。
日本衛材株式会社は、その後昭和30年(1955)、現在の「エーザイ株式会社」に商号変更し、社名はカタカナで表記されることになりました。
創業者内藤豊次は、カタカナに改称した件について、その著「第三人生のあゆみ」(昭和39年発行)のなかで、以下のように述べています。
「日本衛材という社名は、すでによく売り込まれてきたが、しかしこの社名は第一に書くのに手間がかかり、第二に電話帳で引いても『日本』という字が何頁もつづいていて見つけるのに骨がおれ、第三に衛材の字が包帯材料業なるかのごとき印象を与えやすいというので、これを簡素化して、『エーザイ』と片仮名で表示することに決めた」。
また、弊社社史「エーザイ創業史」(昭和39年発行)には、「戦時中、衛生材料の製造を考えて企画した社名が今日まで続いてきたのである。書くことも、覚えることもきわめて単純な、そして栄養剤にも衛生用品にも通ずる日本語の便利さを、すべてもったこのエーザイの名称が、どんなにかその後のエーザイの業績に寄与したかをふりかえると、改称は実に英断であった」と記されています。
以上、社名に関してのエピソードです。 |