長時間マスクをつけていると、何故、肌荒れ・肌の乾燥・ニキビといった肌トラブルが起きやすくなるのでしょうか?
その原因はマスクの着脱により起きる肌環境の変化にあります。
マスクをしていない場合は、肌は外気と直接接しているため、外気に合わせて肌の水分などの調整を行っています。
マスクをつけていると、呼気がマスクの中にこもりやすくなり、外気と環境が変わってきます。マスクの中では、呼気によりマスク内が蒸れて、マスク内の温度、湿度が上昇します。そうすると、皮脂が増えて毛穴が詰まりやすくなります。また、マスク内部にニキビを悪化させる雑菌が繁殖しやすくなります。
また、マスクの着脱を繰り替えしたり、マスクをずらしたりしていると、マスクと肌の間に摩擦が生じ、肌の角層がはがれやすくなってしまいます。そうすると肌のバリア機能が低下し、外部からのダメージを受けやすくなるのです。
そのような環境が続くと、肌が水分量をコントロールしにくくなり、肌の水分量が減り、結果的に肌のうるおいも失われることに。
これが長時間マスクをすることによる、肌荒れや肌の乾燥、ニキビといった肌トラブルの原因です。