口の中の粘膜は、代謝を繰り返して、常に新しく生まれ変わっています。しかし、たまった疲れや睡眠不足が続くうちに代謝が滞りがちになり、粘膜の再生力がダウン。荒れやただれ、潰瘍が口内の粘膜の表面にできてきます。
疲れとあわせて、ストレスが溜まっているときにもできやすい口内炎。精神的にも肉体的な原因にも関係しているビタミンB群が不足する場合があります。
粘膜の健康に関わるビタミンB2は、食事で摂った栄養をエネルギーに変換される時に消費されるため、疲労やはげしい運動などで大きく失われます。また、睡眠不足や風邪なども体内のビタミンB2を消耗させます。口内炎の原因をつくってしまいます。
また、ビタミンB1やビタミンB6は、神経組織や免疫機能に影響する成分。ストレスにより必要量が増すことで不足気味になり、口内炎ができやすくなります。
できるだけ栄養バランスの整った食生活や規則正しい生活、また上手なストレス発散を心掛けておく習慣が口内炎予防のカギです。