肌は一定のサイクルで生まれ変わりを繰りかえしています。肌奥の基底細胞でつくられた新しい皮膚が次々と表面へと押し上げられて、いちばん表面の古くなった角層と入れ替わるターンオーバーにより、美しさや健やかさを守っているのです。
このサイクルがきちんと保たれなくなると、ニキビができやすい状態へ。本来はがれ落ちるはずの古い角質が肌表面に残ったままで、毛穴を詰まらせてしまうのです。
20代で約28日とされるターンオーバーは、年齢を重ねるほど長くなります。大人ニキビはできると治りにくく、跡が残りやすいのは肌の生まれ変わりが遅くなっているため。肌内部のうるおいを守り、外からの刺激からガードするバリア機能も衰え、トラブルを抱えやすくもなります。
ターンオーバーを整えるには、スキンケアだけでなく、ビタミンの摂取など内側からのサポートが有効です。